月極

なんだか、意図せずして月イチ更新になっちゃってる
たぶん、いろいろ体験していく中で書きたいことが溜まっていき、ちょうど1ヶ月くらいで満杯になるんだろうなあ。


今日は僕自身の適当な日記であるので全く無意味なたわごとに終始するだろうと容易に予測がつく。
よって貴重な時間を無為に過ごしたくない人はさっさとパソコンを終了し、街へ出るとよいだろうと思う。



こと学問的な分野に於いては、学ぶということは螺旋階段を昇ることに近い。
今までに習ったことを使って新しいことを学び、あるいは関連する事柄を学ぶ。積み重ねの連続が螺旋階段をぐるぐる上っていくさまに近いな、と思うのだ。
横から見ればそれは少しずつ上昇しているのだけれど、真上から見ると同じところをぐるぐると廻っているだけに見えるのもまた近い。
傍から見てどう思われているかは僕の知った事ではないのだけれども。


こんな日常が学生生活では長く続く。もうそれは永遠に続く螺旋階段を上っているようなもんだから途中で厭になっちゃうんだけどそれでも昇る。
その階段を昇る作業を1ヶ月と少しの間、放り出すのが夏休みだ。
夏休みはいい。何でも出来る気になる。
して、計画性のない者や行動を起こそうとしないものは何もせずに終わる。
なんと真っ当な実力主義


そんな夏休み、今年は色々な分野の人と話した。
今思い出せる限りで挙げても、教育学、経済学、史学、芸術、美容専門学生、SE、ペットトリマー、フリーのデザイナー、元ビジュアル系バンドの人等々。
もちろん興味津々でどんな勉強や仕事をしているのか訊きまくった。


その人達の話を聞く中で、僕の勉強している工学のなかの情報系分野がどのような位置づけなのかとか、勉強する意味を改めて感じさせられた。
世の中は広いなあ、だとか。仕事の種類も学問分野も様々でそのどれも魅力的だなあ、とか。くだらない感想しか言えないけど。誰もが自分の専門分野を持っていて、それに関しては楽しそうに喉が枯れるくらい話す。そのことが印象的だった。


普段、僕の周りには工学の、その中でも極めて限られた分野を専攻してる人たちしかいない。彼らと居ても刺激は受けるが、その刺激はなんだか偏りがちだ。それが悪いことだとは思わないけれど、それだけだと偏った人間になる可能性があるのではないか。
だから僕はこう提案したい。
若者よ、頭が固まる前に街へ出よ!
日が暮れる前に次の一歩を!